世の中に役立つ挑戦!オリジナルTシャツで寄付

本校に入学して2年目の二宮空さん(5期生)が、これまでを振り返り自分の成長ストーリーを話してくれました。

 

 

私は中学3年生の時に入学して、中学受験をしながらベンジャミン学校に1年間通いました。今振り返ると入学当時の自分は、静かで恥ずかしくて縮こまっていた感じでした。そんな私でしたが、ベンジャミン学校で様々な学年の人や全国の友達たちと楽しく交流したり、自分のプロジェクトを毎回の授業で発表したりすることで、どんどんと自信がついていきました!

特に自分の成長を感じたのは、今年春に高校に進学した時でした。新しい学校で全く知らない人と抵抗なく話したり、クラスの発表で緊張しなくなっていたのが嬉しかったです。

私は去年と今年それぞれ1つずつプロジェクトを行いました。昨年は、自分がただただやってみたかった、絵本作りを1年かけて行いました。そして今年はTシャツを作り売上を寄付するプロジェクトを計画しました。ベンジャミン学校で、社会や周りの人に貢献する「弘益」(※1)というスピリットを学んだので、それを実践するためにこのプロジェクトを計画しました。

プロジェクトを進めながら、様々な問題が起きました。自分が最初にデザインしたTシャツは予算に収まらず、デザインと予算の両方の条件を満たすように修正するのが大変でした。また、もともとお金があったわけではないので、親にお願いしてお金を借り、収益や費用などを計算してしっかりとお金を返して、かつ寄付もできるように販売金額を設定したりもしました。また皆にプロジェクトのことを知ってもらうためにチラシも自分で作成して、多くの人に案内しました。

 

 

 

頼んだTシャツが届いて、購入者に向けて真心でメッセージカードを書いたり丁寧に梱包している時、本当に嬉しくなってきて、このプロジェクトに挑戦してよかったと感じました。100枚注文したTシャツも残り20枚になりました。早く全部売り切り、利益を寄付するのが楽しみです!

 

※1…弘益(読み:ホンイク)誰でも意識の深いところでは、世の中のために何か良いことをしたいという心があり、それを弘益という。