2期生成長ストーリー 石崎照太君 自分自身に向き合った100km

2期生の石崎照太(いしざき・しょうた)君は、1年間大学を休学し自分自身に向き合う時間を過ごしています。なかでも一番心が動いたのは、5日間で計100kmの距離を歩いた日韓徒歩プロジェクトだそうです。

もともと自発的に何かをするタイプではなく、笑顔を見せることや感謝を表現することが苦手でした。そんな彼にとってベンジャミン学校に入学すること自体が大きな挑戦。入学してからもなかなか自分のプロジェクトが決まりませんでしたが、同期生の誘いもありこの日韓徒歩プロジェクトに参加しました。

普段、運動をしていなかったため8km歩いた頃にはもう足が痛くなりましたが、それでも無心に歩きました。平坦な道だけでなく険しい山道を歩く日や、夜の9時を過ぎても歩き続けた日もありました。

このプロジェクトでは、歩きながら毎日ひとつのテーマについて考えるミッションも行いました。3日目のテーマは「私はだれなのか?」という問いでした。

「険しい山道や暗い夜道でも、みんなで決めた目的地に自分も行きたい!」という強い思いで必死に皆について行った自分を振り返り、照太さんが導き出した答えは「私は、信念をまげない人間だ」でした。

また、あきらめそうになった時に支えてくれた仲間、温かく迎え入れてくれた民宿の人達など、周りの人の心に触れ、感謝する心が芽生えたそうです。「地球市民として、物を大切にする、”ありがとう”を言えるようにする、周りを考えて生きていくことが大切だと感じました。 徒歩プロジェクトは予想以上に歩いてとても疲れましたが、多くの感謝をすることができました」

日本ベンジャミン人間性英才学校のベンジャミンプロジェクトでは、時に限界を乗り越えるようなことにも挑戦します。その過程は体だけでなく、心をも成長させます。それは既存の教育の枠にとらわれない「5無」(※)の環境だからできることなのかもしれません。地球を学び舎として心も体も成長する1年をぜひ本校で過ごしてみてください。

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※「5無」・・・日本ベンジャミン人間性英才学校には、校舎・教科授業・テスト・成績表・宿題の5つがありません

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