2019卒業式・入学式 卒業生成長ストーリー 保護者代表スピーチ

4月7日三重県志摩市で、日本ベンジャミン人間性英才学校の3期生の卒業式と4期生の入学式が開催されました。感動で会場が一つになった生徒の成長ストーリーと、保護者代表による挨拶をご紹介します。

砂崎みなみ さん (3期アドバンス生)
私はベンジャミン学校に入る前まで人間不信でした。今の私をみると、信じられないと思いますが、外に出るのも苦痛で、マスクとイヤホンをして母にしがみついて歩く状態でした。

入学してすぐ治るわけでもなく、しばらくは皆になじむことが出来ませんでした。皆が羨ましく、また怖いとも思っていました。しかしこんな自分が嫌だと思ったのも私です。私は変わることを選択しました。

少しずつ私のペースで話しかけて、皆も話しかけてくれたり、沢山助けてくれたりしました。いつのまにか、あれだけ怖かった皆が怖くなくなりました。変わると選択したことによって、気付かなかった皆の思いやりに気付くことができ、皆といるのが楽しくなりました。友達によって人が怖くなった私を助けてくれたのは、友達でした。幸せな日々を一緒に過ごしてくれた皆さんに感謝します。

 

鈴木拓哉 くん (3期生)
この1年で一番私を成長させてくれたのが、ベンジャミン12段でした。入学式で、先輩が披露しているのを見て、「自分も挑戦しよう」と決めました。最初は腕立て伏せも全然出来ませんでしたが、続けて練習して三点倒立が出来たときは、自信が持てるようになりました。私に出来るのかと不安になることもありましたが、皆の応援のおかげで、続けて「出来る!やるんだ!」と選択し続けて、今日ここで披露することが出来ました。

何をしていいのか分からず、受け身で過ごしてきた自分。それが今ではやりたいことが沢山出来て、多くのことを自分で選択して主体的に行動出来るようになりました。そして自分の将来に、ワクワクしている自分がいます。自分に正直であり、いつまでも挑戦し続ける自分でありたいと思っています。

 

小川佐余子 様 (保護者代表)
振り返れば2016年、開校と同時に長女が入学、翌年次女が入学して、ベンジャミン学校と共に0からの創造と沢山の感動に立ち会わせていただき、親子ともに成長させていただきました。自分を表現しなかった次女は、自分が何をしたいのか見つけたようで、「今までは自分の夢を語る場がなかったが、ベンジャミン学校には一緒に頑張ろうと励ましてくれる先生や仲間がいた。自分の価値に気づけたから進路が見えた。」と話してくれました。ベンジャミン学校の生徒は本当に素晴らしいと思います。皆さんが脳の主として人生を切り開き、沢山の夢を叶えてください。これからも皆さんが地球の希望であられることを願っています。

グローバルリーダーを育成するベンジャミン学校  3期生卒業式と4期生入学式を開催

日本ベンジャミン人間性英才学校の3期生卒業式と4期生入学式が4月7日、三重県志摩市で開催されました。卒業生、新入生はじめ、保護者、メンター、ベンジャミン学校を応援する人々など、100名以上の方が出席しました。

品川玲子校長は「ベンジャミ人間性英才学校は、グローバル化が進み人工知能が社会の様々な分野で目覚ましい進化を続けるこの時代に、新しい教育のモデルとして開校された学校です。皆さんは、自分を愛して信じて認められるようになり、自分の心で感じて表現できるようになったのだと思います。それは皆さんが様々な感情を乗り越えて、またみんなのサポートがあってできたことです。となりの方と手をつないでみてください。自分が選択した道を希望を持って進んでいけること、皆さんがどこにいてもお互いが1つにつながっていて、サポートしあえるということを覚えていてください」と式辞を述べました。

ご来賓の三重県議会議員・中嶋年規様からは「1期の生徒さんの時から関わらせていただいております。ご覧のように生徒さんの表情豊かなところが、人間性英才教育のたまものなのではないかなと思います。ソサエティ5.0、第4次産業革命といった社会がこれから来ます。AIやロボットが活用される時代になればなるほど、人間力を試されると思います。皆さんが自信を持って新しい時代の主役として頑張っていただけると信じています」と祝辞をいただきました。

卒業証書の授与では、卒業生を代表して2人の生徒がベンジャミン12段(※1)の最終段階「逆立ち歩き」で壇上の校長の前まで進み、証書を受け取りました。

続いて、卒業生の砂崎みなみさんと鈴木拓哉くんが涙ながらに成長ストーリーを発表し、保護者を代表して小川実桜さんの母・小川佐余子様が謝辞を述べました。(それぞれの内容は次号掲載いたします)

最後に、品川校長が4期生の入学許可宣言を行い、それに応えるかたちで新入生が入学宣誓と地球経営宣言文の朗読をしました。

日本ベンジャミン人間性英才学校は、脳教育を本格的に取り入れたオルタナティブスクールです。生徒の主体性を重視し、自己肯定感を高める教育を行っています。 生徒が自ら企画する「ベンジャミンプロジェクト」を通して、成長や夢の実現を後押しし、生徒一人ひとりが抱える課題や悩みに寄り添い、脳教育を活用して自ら解決できるよう、サポートしています。

また、「社会を学び舎に成長する」というコンセプトのもと、ボランティア活動などの社会体験を積極的に実施します。実社会で活躍する様々な分野のスペシャリストを「メンター」として迎え、支援やコンサルティングを受けられる体制を作っています。このほか、国際交流イベントも随時開催しており、全国各地の学習館での「脳教育授業」、自宅で受講できる「オンライン授業」も提供しています。

※1…ベンジャミン12段とは、腕立て伏せから逆立ちで歩くまでの過程を12段階で構成したトレーニングです。体力はもちろん、自分に対する誠実さや責任、忍耐が養われます。