4月7日三重県志摩市で、日本ベンジャミン人間性英才学校の3期生の卒業式と4期生の入学式が開催されました。感動で会場が一つになった生徒の成長ストーリーと、保護者代表による挨拶をご紹介します。
砂崎みなみ さん (3期アドバンス生)
私はベンジャミン学校に入る前まで人間不信でした。今の私をみると、信じられないと思いますが、外に出るのも苦痛で、マスクとイヤホンをして母にしがみついて歩く状態でした。
入学してすぐ治るわけでもなく、しばらくは皆になじむことが出来ませんでした。皆が羨ましく、また怖いとも思っていました。しかしこんな自分が嫌だと思ったのも私です。私は変わることを選択しました。
少しずつ私のペースで話しかけて、皆も話しかけてくれたり、沢山助けてくれたりしました。いつのまにか、あれだけ怖かった皆が怖くなくなりました。変わると選択したことによって、気付かなかった皆の思いやりに気付くことができ、皆といるのが楽しくなりました。友達によって人が怖くなった私を助けてくれたのは、友達でした。幸せな日々を一緒に過ごしてくれた皆さんに感謝します。
鈴木拓哉 くん (3期生)
この1年で一番私を成長させてくれたのが、ベンジャミン12段でした。入学式で、先輩が披露しているのを見て、「自分も挑戦しよう」と決めました。最初は腕立て伏せも全然出来ませんでしたが、続けて練習して三点倒立が出来たときは、自信が持てるようになりました。私に出来るのかと不安になることもありましたが、皆の応援のおかげで、続けて「出来る!やるんだ!」と選択し続けて、今日ここで披露することが出来ました。
何をしていいのか分からず、受け身で過ごしてきた自分。それが今ではやりたいことが沢山出来て、多くのことを自分で選択して主体的に行動出来るようになりました。そして自分の将来に、ワクワクしている自分がいます。自分に正直であり、いつまでも挑戦し続ける自分でありたいと思っています。
小川佐余子 様 (保護者代表)
振り返れば2016年、開校と同時に長女が入学、翌年次女が入学して、ベンジャミン学校と共に0からの創造と沢山の感動に立ち会わせていただき、親子ともに成長させていただきました。自分を表現しなかった次女は、自分が何をしたいのか見つけたようで、「今までは自分の夢を語る場がなかったが、ベンジャミン学校には一緒に頑張ろうと励ましてくれる先生や仲間がいた。自分の価値に気づけたから進路が見えた。」と話してくれました。ベンジャミン学校の生徒は本当に素晴らしいと思います。皆さんが脳の主として人生を切り開き、沢山の夢を叶えてください。これからも皆さんが地球の希望であられることを願っています。