疎通する力を活かして夢に向かう

小学生の頃からイルカが大好きでドルフィントレーナーを目指している長澤波香(20)さん。夏休みや春休みには水族館で見習いとして働きながらドルフィントレーナーになる準備をしています。しかし、ドルフィントレーナーは狭き門だとか。水族館で働き始めたもののそこにはイルカがおらず、モチベーションが下がったことも。そんなときに、夢を叶えた人の話を聞きたくて、俳優とナレーターのプロからオンラインメンタリングを受けました。そこでプロの道の厳しさと自分を信じて夢を諦めないことを学び、仕事へのマインドが変わりました。

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波香さんのプロジェクトは、日本全国の水族館めぐりをして、その水族館ならではの展示の工夫やイルカショーの特徴をレポートすることです。写真を撮り、海の生き物の強さや美しさで魅せる自分流の水族館ガイドブックを作成中の波香さんは、
「方法に正解はないと分かりました。展示している魚は同じでも、魚の数の違いや別種との混泳等、その園館なりの展示をしています。飼育環境が外か室内かの違い、生活場所の構造の違いなど、多くの特徴がありました。それを見て疑問に思うことや面白いと感じるものが多数あり、良いものは取り入れたいと思います。こういう楽しさがあるから、水族館めぐりはやめられません」と話します。

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中央ワークショップに参加した8月も波香さんにとって良いターニングポイントになりました。ためになる有意義な内容はもちろんのこと、仲間との交流がなにより楽しかったそうです。それが良い刺激なって何かチャレンジしてみようと思うようになったとか。次回のワークショップも楽しみにしていて、12月に韓国でワークショップが行われたら参加するといいます。

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人とのコミュニケーションが好きで、それを何より大切にしている彼女が、いつかイルカと素敵なショーで多くの人々に喜びをプレゼントしてくれる日が楽しみです。

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