日本ベンジャミン人間性英才学校1期生の池上茉莉香さん(16)は、自分で育てた野菜を料理してお世話になっている方々にふるまうというプロジェクトを行いました。
野菜作りは、おばあさんの庭と自宅のベランダで育てました。家庭菜園のメンターと担任の先生、茉莉香さんの3人で野菜の栽培状況をチェックしました。メンターからアドバイスをもらいながら進行し、週末にはおばあさんの家で野菜をチェックしました。そして、ピーマン、トマト、ナスが収穫できました。
料理のメンターは西宮市にあるキッチンいまいのシェフ。担任の先生と一緒にキッチンいまいで打ち合わせを行いました。
野菜や調味料は家の手伝いでバイトしたお金で買いました。招待状やお品書きなども自分で準備し、学習館長、担任、メンター2人、それに祖父母と母、姉、弟も招待しました。
「キッチンまりか」オープン当日は、朝から茉莉香さんが料理し、昼からメンターも手伝いました。
食事をしながら、ベンジャミンプロジェクトの経過報告やニューヨーク国際HSPオリンピアード大会に参加した感想、ベンジャミン学校での変化などを発表しました。
招待された全員が料理に大大大満足でした。おかわりする人も!
ベンジャミン学校での最大の変化は何かという質問に池上茉莉香さんは、健康になったこと、そして、前よりもっと積極的になったことの2点だと話します。
「ベンジャミン学校での一番の変化は、身体が健康になったことです。
最初は腕立て伏せが1回もできず、腹筋や背筋もあまりできなくて、正直身体を動かすのはめんどくさいことだと思っていました。
でも、ベンジャミン学校に入学してからは、毎週記録をつけて記録が伸びたら嬉しかったりして、前よりも身体を動かすのが好きになりました。
また、前から発表なども嫌いではありませんでしたが、ベンジャミン学校でもっと物事を前向きに考えられるようになり、自分の意見を学校などでも進んで発言できるようになったと感じています。
今では自分の考えをほかの人に知ってもらえるってすごく楽しいし、いいなと思います!!」
子供や若者の成長を社会全体で支えるのが理想とされながらも現実にはなかなか難しい現代。茉莉香さんの成長に地元の多くの方々が関わって応援しているベンジャミンプロジェクトに希望が見えます。