今年4月、いよいよ日本ベンジャミン人間性英才学校(以下、ベンジャミン学校)が開校します。
ベンジャミン学校は、「テスト」「成績表」「宿題」「教科授業」「校舎」の5つがない(5無)ことを特徴とし、創造力の育成に重点を置いた自己主導型の代替学校です。脳教育プログラムに基づき、外国語、スポーツ、芸術、自己プロジェクトなど、様々な自己啓発や職業体験、社会参加活動を1年間行います。
3月4日、韓国でベンジャミン学校3期生入学式が行われ、日本からも新入生と保護者、約40名が出席しました。
入学式に出席した小林奈津希さんは「生きていくための指針を見つける1年にしたい」とし、「今回、韓国ベン
ジャミン学校の入学式に出席して、韓国の友だちがたくさんできたように、世界中の人々と出会って、様々な経験
をしたい」と話しました。
またこの日、韓国ベンジャミン学校2期卒業生と日本ベンジャミン学校新入生の合同ダンスが披露されました。前
日から準備をしながら言葉はうまく通じなくても卒業生たちの親切と配慮を感じ、その明るい姿に新入生たちは「(卒業生のようになった)1年後の自分が楽しみ」と期待を膨らませました。
奈津希さんの姉・ 由季さんは「( ベンジャミン学校を卒業する)2017年には私も笑い、周りの人々も幸せに笑っている様子がイメージしている」とし、「ベンジャミン学校で、ほんとうの自分の人生を見つけ、楽しく生きていく方法を身につけたい」と話しました。
既存の教育課程とは異なるベンジャミン学校を選択するのは大きな冒険だったはずですが、娘を2人ともベンジャミン学校に入学させた小林姉妹の母・雅子さんは、「皆がするから、そうしなければならないから、といって自分の人生を決め、人と同じように生きることが当たり前だとは思わない」とし、「(ベンジャミン学校で2人の娘が)自分の人生を生きていくという感覚が分かるようになってほしい」と話しました。