「人間性指数」と「心の弾力性」が高まる~ベンジャミン人間性英才学校の教育課程の効果研究

ベンジャミン人間性英才学校の教育課程の効果を調べるために2つの研究が行われ、学術誌に発表されました。

 

脳教育にもとづく人間性教育課程が青少年の人間性指数に与える影響
The Effects of Brain Education Character Curriculum on Youth’ Character Index

2015年1月から11月までベンジャミン人間性英才学校の在学生376名(男子216名、女子160名)を対象に研究が行われました。

本研究の効果を検証するためにKEDI人間性指数、つまり自己尊重、誠実、正直、勇気、知恵、自己コントロール、礼儀、正義、配慮、疎通、(社会的)責任、市民性など、10分野70項目で構成されたチェックツールを使用しました。

ベンジャミン人間性英才学校の脳教育にもとづく人間性教育課程が青少年全体の人間性指数に与える影響を分析した結果、統計的に有意な差があると認められました(p<.01) 。 その中でも自己尊重、配慮/疎通、礼儀、自己コントロール、正直/勇気、知恵の項目で統計的に有意な差が認められました。つまり、ベンジャミン人間性英才学校の脳教育にもとづく人間性教育課程は青少年全体の人間性指数の向上に効果があることがわかります。


(シンジェハン他, 人文社会21, 第6巻 第4号, P1005~1022)


フリップトラーニング(反転授業)を活用した脳教育にもとづく人間性教育の教育課程が青少年の心の弾力性と進路成熟態度に与える影響
The Effects of Flipped Learning on Brain Education Based Personality Education Curriculum on Adolescents’ Recovery Resilience and Career Attitude Maturity

 

ベンジャミン人間性英才学校の教育課程であるフリップトラーニングを活用した脳教育にもとづく人間性教育の教育課程の効果を調べるために2016年3月から12月までベンジャミン人間性英才学校の在学生275名(男子163名、女子112名)を対象に研究が行われました。

本研究の効果を検証するために、シンウヨル、キムミンギュ、キムジュファン(2009)が開発した青少年用の心の弾力性チェックツールとイギハク(1997)が翻案して妥当化した進路成熟態度尺度(Career Attitude Maturity Inventory:CAMI)を使用しました。

ベンジャミン人間性英才学校のフリップトラーニングを活用した脳教育にもとづく人間性教育の教育課程は、自己コントロール力、肯定性、対人関係能力で構成された心の弾力性を向上させ、準備性、独立性、確信性、目的性、決定性で構成された進路成熟態度の向上に効果があることが分かりました。


(シンジェハン, 人文社会21, 第9巻 第1号, P147~160)

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