4期生の金澤美月さんが、入学してからを振り返り、以下のように自身の成長を話してくれました。
「私はずっと歌が好きで、人前で歌いたいという思いがありました。しかし実際に歌ってみると緊張してしまい、お母さんのそばでしか歌うことができず、満足はできませんでした。そこで私は入学してからの1 年の目標を『人前で1人で歌えるようになること』にしました。
まずはBOS授業がある時に先生に自分の歌を聞いてもらうことから始めました。それからだんだんと一般の人々の前でも歌うようになりました。自分が歌えるようになったという実感が湧いたのは9月のワークショップが終わった後の関西ベンジャミンフェスティバルの時でした。今までは完全に緊張が抜けずに少
しの不安が残っていたままだったのが、その時は緊張が少しずつ解れていき楽しくなってきました」
「私が自分の目標を達成できるようになったのは、ベンジャミンHSP12段があったからだと思います。1段の腕立て伏せを15回で諦めていた私が、自分で『30回やるんだ』と選択してやれるようになりました。2 年目では『4 段の三点倒立を壁から離れて1分保持をする』と自分で決めました。そして何度も何度も練習を続けた結果、9月にようやくできるようになりました。頑張って壁なしでやると決め、挑戦してやり続けることで三点倒立ができるようになったことは私にとっての大きな自信につながりました。今は9 段に挑戦していますが、自分の中では12段の逆立ち歩きも夢ではなく『私ならできる』と強い思いがあります」
「他の成長としては、昔は家でお母さんに『これやりなさい』と上からものを言われると黙ってしまい、うるさいなと感じていたのが、自分の感情を客観的に眺めることができるようになったことで、お母さんからの言葉を素直に受け止めることができるようになりました。また怒られることもなくなり、自分から率
先して家事を手伝うようになりました」
「私は、このベンジャミン学校にもう一年間通おうと思っています。今度は私がこれまで見てきた先輩方のように自分も周りの人を引っ張っていける存在になりたいと思っています」