新しい世界!新しい教育!Design Your Dream 公開メンター講義が開催されました

2022年3月19日(土) オンラインで韓国のグローバルサイバー大学のジャン・サイ教授をメンターに迎え、「次世代のBTSをつくる大学~脳教育の可能性~」をテーマに公開メンター講義を行いました。160名を超える参加者がありました。

講義は、BTSメンバーの6人が「どのようにグローバルサイバー大学に通い、どのように過ごしたのか」から始まり、そのポイントととして「才能よりも人間性を身につけること」、「人間性英才」についてのお話がありました。また、これから人工知能(AI)の時代の中で、情報に対しての没入と中毒の違いについてのお話は、参加者の多くが関心を持った内容でした。人工知能に対して、人工知能ができない人間特有の能力を自然知能と呼ばれ、青少年期にはこの自然知能を育てる大切さを話されました。グローバルサイバー大学へ入学した学生は皆、地球経営への招待という科目を学び、BTSもLoveMyselfというメッセージで自分自身を愛することで、自分の価値を見出す大切さを伝えています。

また、最後には、日本ベンジャミン人間性英才学校を卒業し、グローバルサイバー大学へ入学した木庭大晴くんが、韓国語と日本語で入学のきっかけや今後の夢も語ってくれました。

(ジャン・サイ教授の講義)

(木庭大晴くんのトークタイム)

 

【2部】では、アドバンス生の二宮空さんが、参加者の方へ誰でもできる簡単なダンスを紹介。

皆さん、楽しく参加されました。

(空さんのダンス紹介の様子)

 

ダンスで体をリフレッシュした後は、

3人の生徒が成長ストーリーを発表しました。

 

(二宮晴さんの成長ストーリー発表)

 

(金澤彩月さんの成長ストーリー発表)

 

(増井ななみさんの成長ストーリー発表)

 

最後は、アドバンス生の久保佑太くんの司会の下、参加者からの質問に、予備ベンジャミン生の飯野かすみさん、斎藤水晶さんが答えてくれました。

質問の中には、木庭大晴くんからも、現在のベンジャミン学校の様子を伺う質問もあり、懐かしそうにしていました。

 

※グローバルサイバー大学 公式ホームページ Global Cyber University

※メンター講義内で紹介されたYoutube動画です。https://youtu.be/3WX27Hb1S1M

 

※開催時、参加者からの質問に対するジャンサイ教授の回答です。

Q.地球経営学はSDGsを最近提唱したばかりの日本の大学にも正式に組み込むべき科目だと思います。韓国ではコアカリキュラムのようなものの中にすでに組み込まれているのでしょうか

A.現在、国連の代表的な国際社会の指標が「持続可能な開発目標(SDGs)」と「世界市民教育」です。韓国の大学の場合、国際関係に関連した学科では該当分野を勉強しています。 2015年からユネスコと共に「世界市民教育」教科が開発され、小学校で教育が行われていますが、まだ正式な教科ではありません。IBREA(国際脳教育協会)で「脳教育にもとづく世界市民教育」カリキュラムを開発し、教師研修を実施したことがあります。

 

Q.脳の主となるには、自分を知ることでなれますか?自覚があるかないかの違いでしょうか?

脳の主になるというのは、賢い脳ではなく良い脳になることだと考えると、知識で意識を変化させるのは容易ではありません。知識が多く、脳機能の優れた人でも、社会にネガティブな影響を与えているのを、私たちはよく目にします。

脳の主になることを、情報への従属や中毒とは違う「目覚めた意識状態」と考えると、人間の脳の発達プロセスである身体、情緒、認知の順で、バランスのとれた脳の状態を回復することが重要です。身体的バランス、情緒的バランス、認知的バランスです。体が疲れるとイライラしたり、感情が不安定になると良い認知状態を維持しにくいのと同じです。 脳の主になるというのはつまり、脳が良い意思決定ができる状態になることを意味します。

 

Q.思春期がとても大切だとおっしゃっていましたが、その時にうまくいかなかった子でも後から脳教育でどのくらい変化できますか?20歳以上でも変われるでしょうか?

思春期までの約15年間の発達過程は、人間の脳が大人の脳機能と構造を備えたという意味で、それ以降に変化が進まないというわけではありません。もちろん、脳が活発に発達している10代ほど早く強い変化は起こりにくいです。しかし、人間の脳の変化を象徴する「神経可塑性」は、成人期の発達過程以降も、継続して変化していくことを多くの脳科学の研究結果が示しています。

例えば、瞑想トレーニングを行うことによって、体の健康回復だけでなく、顔の表情が明るくなったり、自分だけでなく周りのことを考えるようになるといった意識の変化が生じたとすれば、それがまさに神経可塑性の証拠でもあります。脳教育は、人間の能力の開発に関する融合学問であり、人間の価値を高めようとする技術に該当し、そのような変化が可能であることを示しています。

 

Q.私は教授のおっしゃった青年期の15歳まではほんとに自分は何もできない人だと思っていて、どうせできないんだからと全然挑戦してこなかったのですが、それでも今(17歳)からでも変われますか?

もちろんです。前前頭葉は20代後半まで能動的に変化します。思春期までの発達過程が最も顕著で、早く発達する時期であることは間違いありませんが、その後も可能です。「脳は訓練すれば変化する」という脳の可塑性は、50~60代の脳にも適用されます。10代なら、その変化の幅がはるかに大きく、潜在性の面でも変化するでしょう。ただ、大人の脳発達の基本セッティングができあがっているだけに、より多くの努力が必要でしょう。意志と勇気があれば、十分に可能です。

 

Q.自然知能を高めるポイントのようなものがありましたら教えてください。また、このような教育をしては逆効果ですと言うものがあればご教授ください。

自然知能は人間特有の能力を高めます。今の時代は過去と比べると、過度の情報氾濫の時代であり、人間の脳がデジタル情報に従属する時代であるだけに、自然知能の回復が何よりも必要です。逆効果よりもむしろ高めなければならない時です。食後に散歩をしたり、朝起きて体を叩いて目覚めさせたり、寝る前に自分の内面と対話する時間など、すべてが自然知能を回復する基本的な習慣です。

 

※下記は日本ベンジャミン人間性英才学校への質問と回答です。

Q.入学する子たちは、最初から、自分が進んで選択しているのか、親が選択しているのか、少し疑問になりました。

親御さんが最初に学校のことを知って、お子さんに勧めるご家庭が多いですが、中には、自ら探して、見つけて「ここに行きたい!」と親御さんにお願いしているお子さんもいます。

 

Q.普通の学校生活と、どのように両立しているのでしょうか?

A.ベンジャミン学校の授業は、1ヶ月に平日の夜に2回、土曜の夕方に2回あり、学校や部活がない時にしているので、学校いきながら、部活もしながらできています。また、この他にも担任の先生との授業もありますが、お互いの予定を合わせてできています。(公立学校に通い、部活も行っている生徒からの回答です)

 

 

 

 

 

ベンジャミン学校で 体力 ・心力 ・脳力全てが成長した!

4期予備ベンジャミン生の二宮空さんは、入学してからの9カ月を振り返り、以下のように自身の成長を話してくれました。

『私のプロジェクトは絵本を書くことです。もともと美術高校に進学したくて、アトリエにも通っているのですが、自分の思い浮かんだイメージを描く「イメージ表現」という項目が苦手でした。ベンジャミン学校に入る前は、全然イメージが浮かばず、硬い感じで自分の世界観以外のことが描けませんでした。しかしベンジャミン学校に入ってダンス・皆の前での発表・気功・ブレイン瞑想など色々なことに挑戦していく中で、イメージがバァ~って溢れるようになり、自分のかける絵の感じもどんどん変わり、イメージ表現がよく出来るようになりました!最近は描く時に、私の書いた絵を見て「嬉しいな、楽しいな、幸せだなあ」と思ってもらえるように思って書いています』

『またベンジャミンHSP12段を通して、体力・筋力もつきました。最初は「出来るかな?ちゃんと練習するかな?」と不安に思っていましたが、自分で「やるぞ!」と選択して、毎日コツコツ練習していくと、フッと出来るようになる瞬間があり、すごく嬉しくて「やればできるんだ!」と思えるようになりました。自分の中で「ここだ!」というバランスポイントが見つかった時が本当に嬉しくて、その感覚をつかんでからはどんどんできるようになりました。卒業までに10歩歩くことを目指しています!』

『他にも人前で発表するのが苦手で、人前に立つと声が震えることなどもありましたが、発表などを繰り返すうちにだんだんなくなっていきました。最近はちゃんと皆の前で発表出来るようになりました!』

『他にも疲れにくい体質になったり、時間があっとゆう間にすぎるくらい勉強も絵を描くことも集中出来るようになったり、学校、アトリエ、ベンジャミンの3つを両立して自分で計画出来るようになったりしました。体力、心力、脳力の全部の成長を感じています。』

現在過去未来みんな集まれ! 私たちが地球を経営するぞ  第3回中央ワークショップ開催

12月26~28日、日本ベンジャミン人間性英才学校の第3回中央ワークショップが行われました。今回のテーマは「日韓ベンジャミン 現在過去未来みんな集まれ! 私たちが地球を経営するぞ 」ということで、先輩も後輩も一緒になって楽しく国際交流をしました。

初日は、メンター招待特別講義がありました。今回はNPO法人DIFAR(※1)の瀧本里子さんをお招きして、南米ボリビアで行っている活動をご紹介いただきました。また、夜はクリスマスパーティーをして大いに盛り上がりました。

二日目は、伊勢神宮を訪れ、新しい年の決意を祈願してきました。この季節だけ望める大鳥居から昇る美しい日の出も素敵で、1時間ほど待つことになり文句を言っていた生徒も「太陽からパワーをもらえた」と喜んでいました。

午後は日頃の感謝を込めて、地球市民研修センターの大掃除をお手伝いしました。生徒たちが「この3日で一番まじめに取り組んだ!」と自画自賛するほどみんな熱心に掃除をしました。

三日目には、今後の計画や目標を立て、宣言する時間を持ちました。また、チームごとに企画し協力して撮影したベンジャミン学校のPR動画(※2)を発表して、より絆を深めることができました。

日本ベンジャミン人間性英才学校ではこのようなワークショップを、年4回行っています。全国の仲間、そして海外の仲間と、何の壁もなく交流し仲を深める経験は、何ものにも代えがたいものです。生徒の満足度も92%と非常に高く、いつも楽しみにしています。他では味わえない楽しさ!是非みなさんも体験してみてください!

新入生募集中!詳しくはこちら

(※1)NPO法人DIFAR http://difar.jp/
(※2)生徒作成動画

名古屋・関西で地域ワークショップ開催

11月3日に名古屋で、11日に関西で、それぞれ地域ワークショップが行われました。

名古屋では「地球」をテーマに行い、地球に関する3つの動画(地球が生き物を守ってくれている様子、汚染された地球の様子、対策をした場合としなかった場合の地球の未来の様子)を視聴した後、ウォーターバルーンで遊んだり、瞑想をしたりしながら、全身で地球を感じました。

関西では「わたし」をテーマに行い、韓国語によるダンスレッスンとキンパ(韓国のり巻き)作り、福田学習館長による講義を通して、まだ知らない自分を発見していく時間を持ちました。

 

<参加生徒の感想>

◆磯貝 クリスさん(名古屋)
「楽しい思い出いっぱい!^_^ なかなか体験できない事で、地球を感じる事をいっぱいして、これからの未来を作っていく自信がクリスの中から、湧いてきました!地球と一つになって心から繋がることができて、よかったです」

◆鈴木 拓哉君(名古屋)
「地球について考えるとてもいい機会となりました。何もしないとこれからこうなってしまうという動画を見た後に、自然と直接触れ合うことでさらに地球を守っていこうという意識が強くなりました。すごい楽しい時間を過ごしながら、真剣に学ぶことができたとてもいい時間でした」

◆小川 実桜さん(関西)
「準備運動から始まり、ダンス、ブレイン体操と本当に盛り沢山な一日でした!最近、ベンジャミンでしかできないことって沢山あるなと学校生活を送っていて実感しているので、友達にもベンジャミンの活動に参加してもらって、参加型の体験が出来たらいいなと思いました!今日の学習館長先生のお話の中に”限界を超えた一歩先に自分の足で踏み出せば自信がついて、なんでもできる人になる”という言葉が出てきて、本当にその通りだなと思いました。ベンジャミンでこうして1歩踏み出せた自分を褒めてあげたいです❤」

◆金澤 美月さん(関西)
「今日1日楽しかったです。特に楽しかったのが韓国語ダンスです。パク先生が韓国語で話されて、それに合わせて同じ動きをするのが楽しかったです」

◆池亀 慈子さん(関西)
「今日、いろんな人の話をきいて、今の自分の無気力状態の脱出は、気力で変えるのではなくて、身体を動かすことが大事だとわかりました。自分のプロジェクトも、やりたくないやりたくないと目をつぶらず、上手くやろうとせず、下手くそでもその時その時を一生懸命にやってみるのが大切だとわかりました」