教育方針
教育原理
- 中心価値と哲学 Learning by Identity
人間性は、その人の脳の中にある情報の量と質で決まります。アイデンティティが確立する思春期には、人間観、人生観、職業観、世界観など、自分と世界を正しく見る目を育てる自己哲学教育が必要になります。
- 自己主導型の教育 Learning by Self
人間の脳は、自ら計画・実行するときに、忍耐力・集中力・創造力が培われます。これらの徳目は、生涯を通して脳活用に必要な訓練です。
- 行動から学ぶ教育 Learning by Doing
脳は行動するときに最も深く情報処理されます。知識教育よりも行動と体験によって自ら学ぶとき、精神的に成長します。
- 人とコミュニケーションする教育 Learning by People
人間関係がよくなると、自分の望む目標を達成することができます。他の人との関係の中で学ぶ教育が必要になります。
教育課程概要
教育内容
オフライン対面BOS授業
日本ベンジャミン人間性英才学校は、脳教育(※1)をもとにした基礎教育を行っています。オフライン対面BOS授業では、学習館にて担任講師が、ブレイン体操、ベンジャミン12段、感情コントロール、呼吸瞑想などを通して生徒たちの心身の成長を導いていきます。
※1 脳教育について詳しくはこちら(外部サイトに移動します)
ワークショップ
1年間を通して、地域ワークショップ、中央ワークショップの2種類を行っております。普段は顔を合わせることのないベンジャミン学校の全国の生徒と、共に学び、共に遊び、共にプロジェクトを行う、いい機会になります。また不定期ではありますが、中央ワークショップにて海外のベンジャミン人間性英才学校の生徒を招待し国際交流ワークショップが行われることもあります。
オンライン授業
オンラインシステムを活用し、授業やメンター講義を受けます。場所に縛られることなく、普段はなかなか会えない仲間たちや先生と交流でき、モチベーション維持にも役立っていると生徒から好評です。また海外のメンターから講義やメンタリングを受ける時もこのシステムを活用しています。
ベンジャミンプロジェクト
ベンジャミンプロジェクトは、生徒自らが世界に役立つプロジェクトを企画、実行、完遂させる創造的な活動です。プロジェクトの過程で、自己主導型の活動を通して生徒たちが自分の才能を発揮し、総合的な問題解決能力を向上させ、達成感と自信を得られるように導きます。プロジェクトが成功するように、専門メンターと担任講師が相談とサポートを行います。
ベンジャミンメンター制度
日本ベンジャミン人間性英才学校では、「人生を変える1年 A Dream Year Project」と掲げたベンジャミンプロジェクトをサポートする、メンター制度を取り入れています。生徒たちが素晴らしい人間性英才として成長できるよう導いてくれる、大学教授、企業経営者、医者、弁護士、会計士、教師、薬剤師、声優等、様々な分野のメンターがいます。生徒たちは、ワークショップやオンラインで特別講義をするメンター、進路探しや職場体験をサポートするメンター、ベンジャミンプロジェクトをサポートする専門分野のメンター等、様々なメンターとの出会いによって成長していきます。
メンター制度について、詳しくはこちら
自己啓発活動
グローバル人間性英才の素養を備えるために英会話は必須、それ以外の言語も自主的に学習します。さらに、スポーツまたは芸術分野で自分のやりたい活動を決めて能力を磨きます。それらの活動を通して、自信、忍耐力、創造力、自己表現力を育てていきます。
グローバル交流
生徒が主体的に学んでいく10代のためのギャップイヤーとして、2014年に韓国で開校したベンジャミン人間性英才学校は、2016年春には日本、同年秋にはアメリカでも開校し、国際的な展開が進められています。国際キャンプでの日本、韓国、アメリカ各校の生徒間の交流はもちろん、メンターも国内外の専門家に依頼して指導を受けることができます。またボリビア・アマゾン・インドネシア等の海外支援も積極的にすすめています。さらに地球市民リーダーを育成しているニュージーランドでワーキングホリデーを利用した、長期ボランティア留学(※2)などの機会も準備されています。これらの様々な活動を通して、生徒たちのグローバルな視点や意識を養います。