自由学年制ベンジャミン人間性英才学校の入学式

~夢を実現するための実践型教育で人生をデザインするグローバルリーダーを育成

ベンジャミン人間性英才学校(校長 キム・ナオク)の入学式が3月4日に行われました。自由学年制校として設立された韓国本校の3回目の入学式。韓国の各地から志願してきた3期生と共に日本からも7名の生徒が入学式に参加し、1年間の独創的なカリキュラムに基づく教育課程をスタートさせました。
ベンジャミン人間性英才学校は、「テスト」「成績表」「宿題」「教科授業」「校舎」の5つがない(5無)ことを特徴とし、創造力の育成に重点を置いた自己主導型の代替学校(オルタナティブ・スクール)として、注目を集めています。試験勉強に偏重した従来の受身的な教育と異なり、生徒自らが目標を立て、自己主導型の生活管理と学習管理をします。

開校初年度の2014年度は、1期生として27名が入学。1年間という短い教育課程で目まぐるしい成長を遂げました。2期生の募集には1,000名を超える生徒が志願し、このうち選考に合格した479名が入学しました。

今回入学式を迎えた3期生1,005名も、自分がなりたい職業のプロフェッショナルから指導やアドバイスを受ける「メンター制度」や生徒が1年間自分のやりたいことを選択して計画・完遂する「ベンジャミン・プロジェクト」など、ベンジャミン人間性英才学校ならではのユニークなプログラムを通して、実社会に役立つ人材へと成長していきます。また、職業体験やボランティア活動など、様々な体験教育で、人生に必要な能力を体得します。

日本でも、一般社団法人地球市民学校が2015年11月、韓国のベンジャミン人間性英才学校と協力交流協定(MOU)を締結。ベンジャミン人間性英才学校の理念を全面的に取り入れた「日本ベンジャミン人間性英才学校」(校長 品川玲子)を創立することになり、初めての入学式を4月2日に行います。名実ともに「国際学校」になることで、ベンジャミン人間性英才学校のプログラムがさらに発展・充実していくことになります。

▲設立者の一指李承憲氏より日本ベンジャミン人間性英才学校の校旗授与
▲設立者の一指李承憲氏より日本ベンジャミン人間性英才学校の校旗授与

この日、キム・ナオク校長は新たなスタートを迎えた新入生に「先輩たちが積み上げてきたものを土台として地球を舞台により遠くより高く歩んでいく」よう励まし、「1期生・2期生の成長ぶりを見て分かったことは、生徒に必要なのは不安な未来に備えて良い成績を取ることではなく、自分の価値を見つける環境を作ってあげることでした。ベンジャミン人間性英才学校がまさにそのようなところです。ベンジャミン学校の国際化によって、さらに発展していくことをお約束します」と式辞を述べました。

▲ベンジャミン人間性英才学校キム・ナオク校長の式辞
▲ベンジャミン人間性英才学校キム・ナオク校長の式辞

今後は、日韓のベンジャミン人間性英才学校が合同で研修やキャンプを行うほか、企業のCEO、教授、医師、弁護士、芸術家など多彩な韓国のメンターが「国際メンター」として日本の生徒のサポートや指導を行う計画もあり、国際交流の面でも大きな成果が期待されます。

▲韓国と日本の入学生代表による入学式宣誓
▲韓国と日本の入学生代表による入学式宣誓

■日本ベンジャミン人間性英才学校

日本ベンジャミン人間性英才学校は、創造力を育てる脳教育をベースとし、生徒が自己価値を高めて夢を実現できるよう導く自己主導型代替学校です。地域社会や世間を学び舎とし、様々な出会いや体験活動を通して自己省察し、夢を見つける1年課程「人生を変える1年~A Dream Year Project 」を運営しています。

人間性英才とは、人格完成を人生の目的として、公益価値の実現と自己啓発のために自分の人生を独立的・創造的に設計する人材を指します。「ベンジャミン」は、アメリカ合衆国建国の父の1人であるベンジャミン・フランクリンからとったものです。彼は人生の目標を人格完成に置き、絶えず自己価値を実現しながら公益のために尽くした人間性英才の模範的な人物です。
ベンジャミン人間性英才学校

■一般社団法人 地球市民学校

地球市民学校は、人類は地球という共同体に共に暮らす地球市民であることを認識し、地球愛・地球人精神を実践する人材の育成を目指しています。脳にアプローチする心身健康体操、呼吸、瞑想法を通して心と体の健康を取り戻し、人間性を回復する地球市民運動を行っています。

来たる4月9・10日には、福島にて「ドリームプロジェクト」を開催予定。子どもたちが健やかなココロとカラダを回復して胸に眠っていた良心を取り戻し、未来を切り開く力と自信を持てるように応援します。詳しくはHPへ。
一般社団法人 地球市民学校